Vol.22
「美しい棚田の風景が好き!」「田舎の暮らしがしたい!」と都会から、過疎がすすむ玄海町の活性化のために二人の「地域おこし協力隊員」とその家族が来てくれました。 見知らぬ土地の自然や文化、人々との交流を通じて地元とは違った目線や考え方で玄海町の価値や可能性を私たちにも気付かせてくれます。 「地域おこし協力隊員」には、もっと玄海町を好きになってもらい、その意欲と活力を発揮して欲しいと期待をしています。 きっと近い将来、彼らの活躍で玄海町のさらなる魅力をみなさまにお届けしたいと思っています。
ひとりで九州各地の棚田を見て歩くほどの棚田好きの亜樹奈さん。町おこしにも興味があり、田舎に暮らしてみたいと玄海町の「地域おこし協力隊」に。田植え時期には多くのカメラマンが訪れる人気撮影スポットとして有名な「浜野浦の棚田」ですが、大型機械が入れず、大変な手間がかかるうえに高齢化や後継者不足で存続には問題ばかりです。そこで亜樹奈さん「浜野浦の棚田米」の価値をブランディングし直販をスタート。「浜野浦の棚田」を守るために頑張ってくれています。
外国テレビ局のドキュメンタリー番組のコーディネーターとして初めて訪れた玄海町の豊かな自然と人の温かさに惚れ込みパートナーのジュップと今年生まれたばかりのルイ君の三人で移住してきたちひろさん。国際交流関連のNPO職員として働いた経験もありグローバルな視点を持つ人材。ただいま来年予定の玄海町の地域商社の立上げ担当で奮闘中!来年以降も農水産物等の地域資源のブランド化や地域内外への販売強化のために地域商社プランナーとして活躍がますます期待されるちひろさんです。
ちひろさんのパートナーのジュップは、故郷インドネシア バリ島でパーカッション奏者として活躍していたアーティスト。交流会で知り合い、もっと地元の人と関わった方がいいんじゃないと声をかけ、いまでは中山牧場でハンバーグの手捏ね作業やシール貼りなど商品づくりの仕事を手伝ってもらっています。はじめての仕事、さらに日本語の壁もあり戸惑うことばかりだと思うけど「もっと仕事が出来るようになってみんなと忙しく働きたい」と頼もしい事を言ってくれるジュップです。
<2020年 冬>
「地域おこし協力隊」は、都市部の人材を過疎地域等の条件不利地域に住⺠票を移動、生活しながら、地域社会の新たな担い手として地域力の充実・強化を目的として平成21年度に創設(総務省)されました。すでに10年以上の歴史があり、平成30年度には全国の1,061団体で5,359人が隊員として活躍されています。 「地域おこし協力隊」の隊員は、地⽅公共団体が公募・選任・委嘱し、⼀定期間(概ね1年間から3年間)地域に居住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこしの⽀援や、農林⽔産業への従事、住⺠の⽣活⽀援などの「地域協⼒活動」を⾏いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。 隊員の構成は女性が約4割、年齢別では20歳代と30歳代が約7割を占め、若い世代の感性と活力が地域に元気を注いでいるようです。任期終了後は、約6割の隊員が、同じ地域内での就職、就農、起業をして高い安住率となっています。(平成29年3月末)
Vol.30<2024年 冬> 佐賀牛の歴史を受け継ぎ、繋ぐ これからも
Vol.29<2024年 夏> これからもっと、佐賀生まれ、佐賀育ち
Vol.28<2023年 冬> 玄海町の「SDGsの目標7」の取り組み
Vol.27<2023年 夏> 子育て真っ盛りの若手スタッフも増えてきました。
Vol.26<2022年 冬> 通信でお伝えしたいのはありのままの中山牧場です。
Vol.25<2022年 夏> 将来の牛飼いを夢見て、若い夫婦が玄海町にやって来ました。
Vol.24<2021年 冬> 飲食店の元気は、社会の活力です。
Vol.23<2021年 夏> 今春から新たな事業にもチャレンジです!
Vol.22<2020年 冬> 私たちの玄海町にも「地域おこし協力隊員」と「素敵な家族」が来た!!
Vol.21<2020年 夏> 出来ることを一生懸命。
Vol.20<2019年 冬> 私たちは、ブランド和牛である『佐賀牛・佐賀産和牛』を厳選してお届けします。
Vol.19<2019年 夏> 繁殖から肥育まで。牛たちを無事に出荷できるのも地元の協力あってこそ!
Vol.18<2018年 冬> 和牛をおいしく楽しく堪能!
Vol.17<2018年 夏> おかげさまで 中山牧場50周年、食肉販売部門20周年。
Vol.16<2017年 冬> お肉のことを知れば知るほど、選び方や味わい方、たのしみ方がひろがります。
Vol.15<2017年 夏> 唐津・玄海育ちの「佐賀牛」冊子を製作しました。
Vol.14<2016年 冬> 「町のお肉屋さんを目指して!」肉の中山牧場呼子店オープン
Vol.13<2016年 夏> 「ふるさと納税」佐賀牛大変ご好評いただいてます!
Vol.12<2015年 冬> 牛の世話は母ちゃんにおまかせ!だって子育てと一緒やもん。
Vol.11<2015年 夏> 中山牧場の基礎を築いてくれた両親。
Vol.10<2014年 冬> おかげさまで、佐賀牛ブランド30周年。
Vol.9 <2014年 夏> フレー!フレー!「八重山郷里」日本初の子牛ブランド誕生。
Vol.8 <2013年 冬> 中山牧場「ひとりで楽チン!」シリーズ。第一弾完成!
Vol.7 <2013年 夏> 玄海町は修学旅行生の民泊・体験学習を受け入れ中!
Vol.6 <2012年 冬> 「和牛のオリンピック」に佐賀県代表選抜出品されました!
Vol.5 <2012年 夏> 中山牧場を『堪能できる』お店をご紹介します。
Vol.4 <2011年 夏> 石垣島は人も自然も最高! 中山牧場のスタッフ、只今奮闘中。
Vol.3 <2010年 冬> 牧場で育てた牛、その中でこれは!という牛をせり落とす。
Vol.2 <2010年 夏> うちの牧場では繁殖も行っているんですよ。
Vol.1 <2009年 冬> 秋の藁寄せは、一年のビッグイベント!