Vol.18

和牛をおいしく楽しく堪能!


焼く前のひと手間でおいしさがぐんとアップ!

職業病でもあり、あれこれと和牛をおいしく食べる調理法を日々追究し続けている私です。今ハマっているのが、真空パックごとお湯に浸ける「真空低温調理」です。この真空低温調理によって赤身肉を包み込む霜降りの脂がじわりと溶けて甘みとなり、まろやかでジューシーな食感になるんです。中山牧場にはステーキ肉をはじめ、真空パック商品がいろいろあるので、この調理法で試してみました。


焼き方が難しいステーキも

真空低温調理だと失敗なし

それぞれお肉の量や厚さにあわせた温度と時間調整が必要ですが、そのコツさえつかめばあとは簡単!「真空低温調理」後は表面にこんがり焼き色をつけるだけ。ステーキもこれだと失敗なしです。焼く事により、「和牛香」と呼ばれる桃やココナッツのようなコクのある香りが立ちます。これが肉に留まってさらなる甘みを引き出し、味わいが深まります。

冷めても柔らかくて

甘くてジューシー!

この頃わが家では、この真空低温調理のお肉が大好評。表面に焼き色をつけたお肉は少し厚めにカットして「ミニステーキ風」に。冷めても美味しく、薄くカットして新鮮野菜と一緒に「和牛サラダ」に、手軽にご飯にのっけて丼にしたり、パンにはさんだりとアイデア次第でメニューの幅は限りなく広がります。


<2018年 冬>




旬の鮨 「銀座おかべ」さんが

中山牧場に来られました。

中山牧場の牛肉は小売のほか、東京をはじめ各地のお店に直接卸させていただいています。私は出張のたびにできる限りそれらのお店に足を運び、自分たちで大切に育てた和牛がどのようにお客さまに提供されているのか、実際に食べてお話をうかがって、顔の見えるおつきあいをさせていただいています。この9月末、そんなお店のひとつ「銀座おかべ」のオーナーとスタッフの方々が、東京から遠路はるばる佐賀までわが牧場を見学に来られました。「銀座おかべ」さんは食材、酒、器、空間すべてに真摯なこだわりを持つ人気店です。夜はわが家で歓迎の佐賀牛を愉しむ会を開催。佐賀牛の部位の食べ比べに加え、なんと、佐賀牛ロースの炙り鮨を、おかべさん自らが握ってくれるという至福の時間を過ごしました。これからも、お客様に感動していただける美味しさをお互いに提供していきたいと思っています。感謝。

▲バーナーで炙った佐賀牛ロースのお鮨
▲バーナーで炙った佐賀牛ロースのお鮨

旬の鮨   銀座 おかべ

東京都中央区銀座 8-7-10

第一常盤ビル3F

TEL:03-6274-6209



Vol.30<2024年 冬> 佐賀牛の歴史を受け継ぎ、繋ぐ これからも

Vol.29<2024年 夏> これからもっと、佐賀生まれ、佐賀育ち

Vol.28<2023年 冬> 玄海町の「SDGsの目標7」の取り組み

Vol.27<2023年 夏> 子育て真っ盛りの若手スタッフも増えてきました。

Vol.26<2022年 冬> 通信でお伝えしたいのはありのままの中山牧場です。

Vol.25<2022年 夏> 将来の牛飼いを夢見て、若い夫婦が玄海町にやって来ました。

Vol.24<2021年 冬> 飲食店の元気は、社会の活力です。

Vol.23<2021年 夏> 今春から新たな事業にもチャレンジです

Vol.22<2020年 冬> 私たちの玄海町にも「地域おこし協力隊員」と「素敵な家族」が来た!!

Vol.21<2020年 夏> 出来ることを一生懸命

Vol.20<2019年 冬> 私たちは、ブランド和牛である『佐賀牛・佐賀産和牛』を厳選してお届けします。

Vol.19<2019年 夏> 繁殖から肥育まで。牛たちを無事に出荷できるのも地元の協力あってこそ!

Vol.18<2018年 冬> 和牛をおいしく楽しく堪能!

Vol.17<2018年 夏> おかげさまで 中山牧場50周年、食肉販売部門20周年

Vol.16<2017年 冬> お肉のことを知れば知るほど、選び方や味わい方、たのしみ方がひろがります。

Vol.15<2017年 夏> 唐津・玄海育ちの「佐賀牛」冊子を製作しました。

Vol.14<2016年 冬> 「町のお肉屋さんを目指して!」肉の中山牧場呼子店オープン

Vol.13<2016年 夏> 「ふるさと納税」佐賀牛大変ご好評いただいてます!

Vol.12<2015年 冬> 牛の世話は母ちゃんにおまかせ!だって子育てと一緒やもん。

Vol.11<2015年 夏> 中山牧場の基礎を築いてくれた両親。

Vol.10<2014年 冬> おかげさまで、佐賀牛ブランド30周年。

Vol.9 <2014年 夏> フレー!フレー!「八重山郷里」日本初の子牛ブランド誕生。

Vol.8 <2013年 冬> 中山牧場「ひとりで楽チン!」シリーズ。第一弾完成!

Vol.7 <2013年 夏> 玄海町は修学旅行生の民泊・体験学習を受け入れ中!

Vol.6 <2012年 冬> 「和牛のオリンピック」に佐賀県代表選抜出品されました!

Vol.5 <2012年 夏> 中山牧場を『堪能できる』お店をご紹介します。

Vol.4 <2011年 夏> 石垣島は人も自然も最高! 中山牧場のスタッフ、只今奮闘中。

Vol.3 <2010年 冬> 牧場で育てた牛、その中でこれは!という牛をせり落とす。

Vol.2 <2010年 夏> うちの牧場では繁殖も行っているんですよ。

Vol.1 <2009年 冬> 秋の藁寄せは、一年のビッグイベント!